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2025.02.12

労働は苦役なり、は本当か?——企業の成長に必要な「働く環境」の設計

「労働は苦役なり」という言葉がある。
確かに、日々の仕事に追われ、疲れ果てる瞬間は誰にでもあるだろう。

しかし、日本の歴史や文化を紐解いてみると、労働に対する考え方はまったく異なっていたことに気づく。

日本では、神々ですら自ら働いている。
たとえば、天照大神(あまてらすおおみかみ)は高天原で田を耕し、機織りを行っていたとされる。
このエピソードは、日本において労働が神聖な行為であり、生活の一部として尊ばれてきたことを示している。
労働とは罰ではなく、生きるために必要な営みであり、ひいては社会を形作る創造の力でもあるのだ。

この精神は、近代においても証明されている。
第二次世界大戦後、ソ連に抑留された日本人捕虜たちは、ウズベキスタンの首都タシケントにあるナヴォイ劇場の建設に携わった。
彼らは過酷な環境下においても手を抜かず、誠実に建設作業を行った。その結果、1966年にタシケントを襲った大地震で多くの建物が崩壊する中、ナヴォイ劇場だけは無傷で残った。
この事実は、日本人の労働に対する真摯な姿勢と、高い技術力を象徴するものとして語り継がれている。

では、私たちは今、労働をどのように捉えるべきなのだろうか?

企業の成長に必要な「採用」と「働く環境」

私は、企業と求職者をつなぐ仕事に長年携わってきた。
企業の「人材に関する悩み」、個人の「仕事に関する悩み」。
そうした課題に向き合いながら、求人誌の営業からキャリアをスタートし、気づけば34年8ヶ月。
今も変わらず、人と企業がより良いつながりを持てるよう取り組んでいる。

現在は、2つの会社を運営し、それぞれの立場から採用や働き方の課題に向き合っている。
「企業にとって本当に必要な人材とは?」「求職者が自分らしく働ける環境とは?」
こうした問いに対する答えは、企業ごとに異なる。業種や文化、採用の目的によって、求める人材像も採用の進め方も変わるからだ。
だからこそ、企業ごとの特性を踏まえた「設計」が求められる。

採用は、企業の成長にとって大きな要素だが、それだけがすべてではない。
採用した人が長く活躍できる環境づくりや、モチベーションを高めて生産性を上げることも、同じくらい重要なテーマである。
どれだけ優秀な人材を採用しても、働く環境が適切でなければ、その能力は十分に発揮されない。

私がこれまで関わってきた企業では、採用設計だけでなく、
「どのような環境であれば人が成長し、企業に貢献できるのか」
「どうすれば組織の生産性を高め、離職を防ぐことができるのか」
といった視点を含めた戦略を立てることで、結果を生み出してきた。

採用だけでなく、長く働き続けたくなる環境の設計
それは、これからの企業にとって不可欠なテーマではないだろうか。

「人が育つ」企業こそが、強い企業になる

労働は、単なる義務ではない。
私たちが未来を形づくるための営みであり、人の成長や社会の発展につながるものだ。

目の前の仕事に意味を見出せないとき、誰しも「苦役」と感じることがあるかもしれない。
しかし、環境を整え、適切な人材と適切な組織の関係を築くことで、労働は「成長の場」に変わる。

「今の採用のやり方が本当に合っているのか?」
「社員のモチベーションをもっと高められる環境は作れないか?」

そう考えたとき、それぞれの企業の文化に合った形を設計していくことで、解決の道筋は大きく変わります。

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