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2024.12.18

感情で動く?合理性で動く?風の時代に考える働き方の心理学

地の時代から風の時代へ:働き方はどう変わる?

地の時代(物質や形が重視された時代)では、給料や肩書きといった「外的報酬」が働く理由の中心でした。
しかし、風の時代(目に見えない価値やつながりが重視される時代)に入った今、感情や働きがい(内的報酬)がますます重要になっています。
では、どうすれば人々がより満足して働ける職場を作れるのでしょうか?ここで役立つのが、行動経済学の視点です。

人は感情で動く?合理性で動く?

人間の意思決定には、次の2つのシステムが関わっています。

  • システム1(直感・感情):速いが感情的。たとえば「給料が下がる」と聞いて直感的に不安を感じる。
  • システム2(熟考・合理性):遅いが論理的。「なぜ制度変更が必要なのか」を冷静に考える。

職場ではこの2つが交互に動いていますが、実は人間の多くの判断がシステム1、つまり感情によって左右されていることがわかっています。

2. 行動経済学を活かす働き方のヒント

風の時代に合わせた働き方改革の具体例を見てみましょう。

① 公平性を重視する

人は「不公平」と感じると感情的に反発します。
例: 評価や昇給の基準が不透明だと、不満が生まれやすい。
改善: 評価基準を明確にし、フィードバックを丁寧に行う。

② 損失回避を考える

人は「得する喜び」よりも「損する恐怖」に強く反応します。
例: 福利厚生をカットするだけでは反発が起きる。
改善: 新しい制度の「メリット」を先に説明し、安心感を与える。

③ 感情を動かす仕掛けを作る

人は「自分が認められている」と感じるとやる気が出ます。
例: 成果に対して小さな「ありがとう」を伝えるだけでモチベーションが上がる。

3. 風の時代の職場づくりに必要なこと

これからの時代、職場では「感情(システム1)」と「合理性(システム2)」の両方に配慮することが大切です。

  • 感情には「安心感」や「つながり」を提供する。
  • 合理性には「透明なルール」や「納得感」を用意する。

まとめ:風の時代に合った働き方を考えよう

人は合理的なようで感情に動かされる存在です。
行動経済学を取り入れ、感情と合理性の両面に配慮することで、より満足度の高い職場が作れるはずです。

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