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2024.11.15

自社にとっての「優秀な人材」とは? ~桃太郎の鬼退治から考える~

「優秀な人材を採用したい」と考えるとき、まず注目するのがスキルや経験の高さです。
しかし、スキルや経験が高いだけでは「本当に優秀な人材」とはいえないことが、これまでの実績やデータから明らかになっています。

昔話『桃太郎』
桃太郎が鬼退治に連れて行った犬、猿、キジ
彼らの報酬は、桃太郎のお腰につけた「きびだんご」1つだけでした。
命がけの鬼退治に対して、きびだんご1つ…
現実世界であれば、労働局にお叱りを受けるだけで済めばラッキーの大炎上ものです。

そこはおとぎ話の強みとして、犬、猿、キジ達は桃太郎と共に命を賭けて戦いました。

彼ら彼女達の動機づけ(モチベーション)なんだったのでしょうか?
それは、桃太郎の「鬼を退治して村人を守りたい」という志に共感し、心から協力したからに他ならないのではないでしょうか。
もし彼らが高額な報酬目当てで集められていた集団であれば、いざ命を賭けた鬼退治の場面で「報酬いらないから帰ります!」と、数匹?数羽?が言い出してもおかしくありません。
これこそが、単なるスキル重視ではなく、志や価値観を共有することの重要性を示しています。
集団とチームの違いについて語ると長くなるので解説は省き、同じ目的を共有するチーム桃太郎だったのですね。

「おとぎ話と現実は違う」という声も聞こえてきそうですが、実際の企業でも同じことが言えます。

近年では、大手企業を中心に「ビジョン」や「パーパス」といった言葉が頻繁に使われるようになりました。
これらは、企業の価値観を明確にし、それを共有できる仲間を集め、チームとしての一体感を生み出すための指針です。
この価値観が明確でないと、真のチームにはなり得ないのです。

桃太郎が示すように、価値観や志に共感している人材は自然とモチベーションが高まり、やりがいを感じながら仕事に取り組めます。
その結果、業務への適応が早く、生産性が向上し、組織への貢献度が高まります。また、価値観に共感する人材は早期離職のリスクが低く、結果的に採用コストの回収も早くなります。

ちなみに、これを横文字好きな我々業界人は「採用ROI(投資効果)が高い」といいますが、要するに「良い採用ができたね」ということです。

自社にとっての「優秀な人材」とは?
その答えは「自社の価値観や文化に共感し、共に成長し続けてくれる人材」のことなのです。